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地獄車 [地獄門] | ROTTEN ORANGE

再録ベスト『地獄門』が二倍も三倍も楽しめる全曲解説! タブーなき歌詞に隠された、格闘技への愛や時事問題への体当たり精神。そして、これでもかとばかりに詰め込まれた小ネタの数々。これを読まなきゃわからない、真実の地獄車がここに!


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●ここからは『地獄門』の収録曲を、一曲ずつ解説していって頂きましょう。まずは『ルチャバカ野郎』ですが、これはさっきも話が出て来ましたけれど、地獄車として初めて作った曲なんですよね。

下條「はい。でも、歌詞も変えました。昔、マキール大佐に指摘されたんですけど、それをそのまま採用しました。《ミル・マスカラス世代から ドス・カラス世代まで/それ一緒》っていう。この件でマキール大佐に全然連絡取ってないんですけどね(笑)」

●あらら(笑)。

下條「でも、これでロッテンな匂いも出るかなって。あと、以前とは音も全然違いますね。今のメンバーでゴリゴリに出来たし」

リョウジン「ルチャリブレの意味も間違って伝えていたから」

下條「そうそう。あと、歌詞には記載していないですけど、ミル・マスカラスのテーマソングの『スカイ・ハイ』っていう曲があって、その一部をオマージュとして歌っています。聴く人が聴けばわかるでしょうね。ルチャリブレのスターと言えば、僕ら世代にとってはミル・マスカラスなんで、その象徴的な曲を」

●小技が効いてますね!

マサ「地獄車って、こういう説明をしないとわからないような小ネタが満載なんで、ここぞとばかりに話しています(笑)。説明しなくてもわかってくれる人がいれば、凄くシンパシーを覚えますね」

●ちなみに今のメンバー全員、格闘技が好きなんですか?

マサ「そうですね」

下條「マサは現役で合気道をやっているし。その前に沖縄空手の黒帯を取っているし。あと、僕ら3人は見る側です。僕も最近までやる側だったんですけど、キツくて辞めました(笑)」

●(笑)。続いて『スシゴーラウンド』。

下條「これはですね、元々台湾でもリリースされたコンピレーションに入っていた曲なんですね。海外向けっていうことでオリジナルは英語でした。でも、やっぱり僕の英語の発音は良くないっていうことで、ここでは日本語に変えましたけど。元ネタは、僕、アメリカ人の友達が何名かいまして、こいつらと回転寿司を食いに行ったことですね。歌詞の内容がカタコト日本語っぽいのは、僕の友達の目線なんですよ。初めて回転寿司に行った友達、アメリカでは通な振りをしている友達、それと、僕みたいに回転寿司なんていつでも食えるような奴、その3ショットの会話が元になっています」

マサ「『スシゴーラウンド』っていうのは、回転寿司っていう意味らしいですよ。メリーゴーランド、みたいな」

●英語っていうのはレアだったんじゃないですか?

下條「でも、ロッテンでやるからには、日本語の面白さを追求しないといけないですからね。あ、さっきの英語の発音が良くないっていうのはカットで(笑)」

●(笑)。この曲もですけど、絶妙な場面を切り取った歌詞のアイディアは、どういう時に思い付くんですか?

下條「その時その時で、これは歌詞になるなって思うことがあります。寿司を食いに行った時も、面白かったんで、これは絶対に歌詞にしようって思いました」

マサ「あと、《クレイジートレイン!》ってシャウトしているところがあるんですけど、沖縄の回転寿司で、汽車が寿司を運んでくるところがあるんですよね。その寿司トレインがおかしくてですね、それとオジー・オズボーンの『CRAZY TRAIN』を掛けて。ハイトーンでシャウトしているのは、メタルへのリスペクトです」

●また小ネタ!(笑)。

マサ「オジーはあんなシャウトしないんだけどね。若干ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードと混同してるっていう(笑)」

下條「それは俺の技術的な問題で、オジーの真似が出来ないから」

●小ネタ多過ぎですよ!(笑)。

マサ「自分たちは楽しいんですけど、聴いてる人には全く伝わらないっていう」

下條「あと、アメリカ人の女性の方にナレーションも入れてもらいまして。僕らと凄く仲がいい女の子で、敢えて、実はこれは外人さんの歌なんだよっていうことを伝えるために入れたっていう。英語のダジャレみたいなね。そのへんも、笑いがあってもいいんじゃないかって」



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